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​無痛分娩

~2024年1月中旬より無痛分娩を開始~

当院では希望される方に硬膜外麻酔を用いた産痛緩和(無痛分娩)を行なっています。産科麻酔の修練を積み、麻酔科標榜医・麻酔科認定医の資格を持つ医師が麻酔を担当し、助産師・看護スタッフとチームで安全で快適な無痛分娩を提供していきます。

安全な提供体制を維持するため、当面は1週間当たりの無痛分娩実施人数を絞っています。ご理解のほどお願いいたします。

女の子です

無痛分娩について

お産には、個人差はあれど「痛み」を伴います。陣痛による子宮収縮の痛み、赤ちゃんが産道を押し広げて娩出される痛み、出口である会陰部の痛みなど・・・。

本来はある程度「自然に起こる痛み」ではあるけれど、それによって体力を消耗し産後の育児などに影響が出ることや、お産そのものが苦痛体験となってしまう方もいます。そのようななか、近年、痛みを和らげてほしいという無痛分娩のニーズは世界的に高まってきており、日本でも徐々に導入する施設が増加してきています。無痛分娩はお産の痛みを麻酔という方法を用いて取り除いたり和らげたりすることで、苦痛を軽減するだけでなく、体力の消耗を減らし、産後の回復をスムーズにすることも期待されています。一方、無痛分娩特有のお産の経過や、頻度は高くないものの麻酔による合併症などを生じるリスクもあるため、無痛分娩を安全に提供するためには、妊産婦さんが無痛分娩のメリットとリスクを正しく理解していただくことも極めて重要です。

当院では、安全で質の高い無痛分娩を提供していくため、勉強会や研修など、日々研鑽を重ねて対応しています。

令和6年1月中旬から希望される方を対象に無痛分娩を開始いたします。

実施可能な日時、人数等に限りがありますので、ご希望の方、検討されている方はお早めに(遅くとも34-35週までに)、スタッフ、医師にお申し出ください。

無痛分娩を安全に実施するため、以下の注意点をご理解ください。

  1. 硬膜外麻酔を用いた方法で、あらかじめ日程を決めた計画分娩方式で行います。

  2. 妊娠38-39週頃の分娩誘発を基本としますが、子宮頸管の熟化の度合いによっては前後することがあります。

  3. 当面の定員は1週間に1名までとさせていただきます。

  4. 無痛分娩による分娩の特徴、麻酔に伴うリスク等について十分にご理解いただいた上で選んでいただきたいため、必ず36週までに担当医師による説明を受けていただきます。希望される方はお早めにお声がけください。(分娩開始後の急なご希望には対応できません

  5. 無痛分娩の費用は通常の分娩費用 + 10万円です(保険適用外)。

  6. 安全な無痛分娩を提供するため、無痛分娩は決められた日程、時間帯でしか行うことができません。そのため、予定した日程より前に陣痛が発来、また破水などが生じた場合はご希望いただいていても無痛分娩が提供できないことがあります。あらかじめご了承ください。

無痛分娩についての詳細は、一般社団法人 日本産科麻酔学会のホームページ「無痛分娩Q&A」にわかりやすく記載されておりますので、ご参照ください。

​https://www.jsoap.com/general/painless

日本専門医機構認定 産婦人科専門医

日本麻酔科学会 麻酔科認定医

麻酔科標榜医

埼玉医科大学総合医療センター 産科麻酔科 臨床フェローシップ 修了

JALA「無痛分娩の安全な診療のための講習会」受講修了

麻酔担当医:小島 崇史 (当院副院長)
麻酔担当医:小島 崇史 (当院副院長)
無痛分娩施設 こじま産婦人科
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